@techreport{oai:nied-repo.bosai.go.jp:00006128.1, author = {富田, 博秋}, month = {2023-05-08}, note = {女性人口比率 、老年人口比率、死亡率、最大浸水深といった発災前あるいは発災直後に入手可能なデータを用いて、大規模水害発災から1年~1年半後における地域単位の メンタルヘルス増悪者数を予測する式を試作・試算した。令和元( 2019 )年台風第 19号の被災自治体22市町村を対象に実施したアンケート調査結果等と照合した結果、妥当性の検証等の課題は残るものの、心理的苦痛の有症率については自治体の被害実態と一定の関係性を持った数値を予測できている可能性が示された。また、上述のアンケート調査の結果、回答組織の約6割が被災者の心身の健康状態把握やメンタルヘルス支援を実施していた一方、メンタルヘルスに関する外部組織との連携は12割にとどまることが示された。自由記述回答と聞き取り調査で得られた、被災住民のメンタルヘルスの把握とメンタルヘルス支援に対して感じるニーズとその実施を困難にしている障壁を整理したところ、要支援者の早期発見・支援や支援者間の連携といった従来から重要性が指摘されてきた課題が再確認されると共に、発災長期から平時への移行に関する支援のあり方について具体的な方針の策定や体制の構築が不十分であるという新たな課題が浮き彫りとなった。}, title = {大規模水害による被災地域住民のメンタルヘルス支援ニーズ予測に関する研究}, year = {} }