@article{oai:nied-repo.bosai.go.jp:00000740, author = {三隅 良平}, issue = {53}, journal = {主要災害調査, National Disaster Research Report}, month = {Mar}, note = {平成30 年7 月豪雨における被害の全体像を把握する目的で,災害に関する政府の情報,地方公共団 体の情報,新聞情報を検討した.その結果,被害の概要は以下のようにまとめることができた.1) 2018年6 月28 日から7 月8 日までの総雨量は,関東,甲信越,南東北を除く広い範囲で100 mm を超え,中でも岐阜県周辺,四国南部,九州北部および九州南部では800 mm を超える記録的な雨量となった. 2) 死者・行方不明者の分布は,雨量の分布とは必ずしも一致しない.期間の総雨量は岐阜県,高知県,佐賀県等で多かったが,死者・行方不明者数は広島県,岡山県,愛媛県の3 県に集中して発生した.3) 岡山県では県の広域に200 mm を超える雨量が観測されたが,人的被害は県西部に偏って発生した.その理由は,氾濫した小田川を含む高梁川水系で様々な被害が生じたことと関係している.4) 広島県では県の南部で雨量が多く,局所的に72 時間雨量が400 mm を超えた.死者・行方不明者は,雨量の多かった県南部で多く発生した.5) 愛媛県では高知県との県境付近に500 mm を超える雨量が観測された. 一方,人的被害は甚大な土砂災害の起こった宇和島市や松山市,および肱川が氾濫した西予市や大洲 市で多かった.}, pages = {1--32}, title = {平成30年7月豪雨における被害の概要}, year = {2020}, yomi = {ミスミ リョウヘイ} }